やっちゃん(お義父さん)シリーズがご好評いただいています。
ただ、嫁がやっちゃんをネタにし過ぎてるので、
やっちゃんにごめんね記事を書きます。
こんな方にオススメ
やっちゃん就職!
やっちゃんは成績優秀ということで学校の推薦をうけて大手企業に就職しました!
やっちゃんの仕事は、土木工事のお仕事で
トンネルとかダムとか新幹線の駅とか空港とか作る大きな工事をする仕事です。
やっちゃんは定年退職まで勤めあげ、役職にもつきました。
予算が数億円の工事のリーダーやサブリーダーを仕事を経験し、最終的には10億円くらいの大きい工事のリーダーにもなりました。
やっちゃんの担当した工事には日本人全員が知ってる工事もあります。気になる方はご質問いただいたらこっそり教えます。
バブルに時期にも重なり高収入を得て、
子供二人を私立高校と大学に通わせ、子育てが落ち着くと夫婦で海外旅行も何度も行きました。
やっちゃんはグルメなので高級料理も大好きです。
私はやっちゃんからフグや高級カニのおいしさを教えてもらいました。
このように研究熱心で誠実なやっちゃんは社会的にも大きな成功を収めました。
やっちゃんの社内・社外の信頼は絶大
社内の信頼
高卒のやっちゃんが出世できたのはやっちゃんのコミュニケーションスキルの高さが要因の一つです。
誠実なやっちゃんは仕事ぶりも真面目ですが、当時(1980年~2000年)には珍しく上下関係を作りません。
後輩に偉そうにしないですし、後輩の良いところはどんどん上司に報告します。後輩の気持ちもちゃんと受け止め後輩の為に工事の組織を考えたりするのも努力していました。
先輩もちゃんと立てて、言うべき時には意見を言える一本筋の通った社員でした。
揉めてた工事の担当を『お前が解決してこい!』という上司からの無茶ぶりも、3か月くらいで仕事関係者の信頼を取り戻し
揉める前よりも状況を改善し、やっちゃんの仕事ぶりを社内にアピールできる結果となりました。
社外の信頼
大きい工事には1社では足りないので、大手企業がリーダーとなり中小企業に協力を求めます。
この中小企業を下請け企業と言います。
当時、まだ建築業界では下請け企業へ癒着や横領が当たり前のように行われていて、大手企業から不条理な金銭を多額に搾取される下請け企業も多数ありました。
誠実なやっちゃんは、下請け企業が不利にならないように自分の会社と下請け企業が利益を出せるように努力しました。
やっちゃんのような工事担当リーダーは当時珍しく、下請け企業からも多大な信頼を得たのです。
やっちゃんからすれば自分の正義を貫き当たり前のことをしただけなので、恩着せがましいことも言いません。
やっちゃんは建築業界の悪しき慣習にはなびかなかったのです。
やっちゃん、かっこいい!!
飲みニケーションが得意
やっちゃんは工事現場で飲むのが好きでした。
大きい工事現場にはプレハブが建ち、工事関係者の事務所ができます。
工事現場のリーダーのやっちゃんはそのプレハブでみんなと宴会するのです。
就業時間の5時になるとみんなの仕事を強引に止めて宴会を始めます。
無礼講で大手企業も下請け企業もなく、みんなが同じ工事を担う人間として楽しいお酒を飲めるのです。
この思い出を語ってくれる下請け企業もたくさんいました。
惜しまれて退職
社内・社外の絶大な信頼を集めたやっちゃんは、大阪の有名ホテルで後輩や下請け企業を中心に退職祝いをしてもらいました。
こんなに盛大に退職祝いをしてもらえることは、かなり珍しいことだそうです。
退職前は1か月ほど毎日退職祝いの飲み会が続きました。
退職後、数年は下請け企業からお中元をいただいたり、15年経った今でも後輩の方から飲み会のお誘いをいただいたり
やっちゃんの信頼がいかに大きいものなのか家族の私でも実感します。
今回、記事にして改めてやっちゃんすごいなっと実感しております。
いつもは、おもしろいおじいちゃんですが
やっちゃんにこんな一面があることもご存じいただけたらありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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