歯医者を嫌いなお子さんは多いです。怖いし痛いし嫌いな要素満載です。
そんなお子さんが歯医者の治療に頑張れるようにスキンシップで心をほぐすことにチャレンジしてみました。
こんな方にオススメ
歯医者嫌いなお子さんはスキンシップで笑顔なるのかチャレンジ
結論から言うとお子さんは笑顔になりました!ちょっと引いちゃうくらいの激変でした。
6歳くらいの女の子で、前回に虫歯治療で怖かったので来た時からテンションがとても低いです。
首はうなだれ、もちろん笑顔は無く足取りも重たく、口数も少ないです。
この子でチャレンジしたい!!
と思い、お母さんの事情を説明し快諾してもらえました。
その子と私はそこまで面識がないので、心臓から遠いハンドマッサージを選びました。
マッサージ目的ではなくスキンシップ目的なので、力も入れずに触れることを意識しました。
手を包み込むように優しく、私も笑顔でしゃがみ、目線はお子さんより下にして、下から見上げました。
そうしてマッサージすると、『ウフ』っと笑い、『アハハ!』と声を出して笑ったのです!!
えっ!!こんなに激変するの??
お子さんは、ニコニコして喜んでもっとやってと言わんばかりでした。そして自分から楽しそうにお話しはじめました。
痛さや心地よさを確認しながら、触れるを意識しました。スキンシップでお子さんの心は明らかに変化しました。
なぜ、お子さんの気持ちは変わったの??
人の心は、触れるというスキンシップで変えられます。皮膚からの刺激(触覚)から人の肌を感じることで幸せホルモンが出て、ストレスが開放されるのです。
今回、できるだけ触れる面積を広くするように意識しました。お子さんの手を包み込むようにぴったりとくっつけました。
恐怖心を与えないように、声の速さ、高さも、笑顔で意識しました。
五感でリラックスできるように工夫しました。
これを教えてくれたのは、ソシオエステティシャンの酒井さんです。
ソシオエステティックとはhttps://ajesthe.jp/esthetic/socio/
酒井さんから精神的・肉体的・社会的な困難を抱えている人に対し、医療や福祉の知識に基づいて行う総合的なエステティックの話を聞いて、これを歯医者に転用できないかと考えました。
これは、最初の小さな一歩ですがまた色々チャレンジして歯医者でも何かプラスになることを考えていきたいと思います。
最後に
スキンシップで人の心が変わるというのは、人間の本来持ってる動物的な本能に近い感覚のように感じています。
赤ちゃんの時にお母さんの腕の中でとても安心していた気持ちが、大人になってもきっと死ぬまで体に本能として残ってるのかもしれません。
ソシオエステティックの酒井さんは介護の高齢者に向けてもエステされます。
歯科医療にも通用する要素がたくさんあると思います。
また、酒井さんと一緒に色々勉強して発信させていただこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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