今回は”怒らない子育てを阻むもの”についてお伝えします
なかなか、怒らないと決めてもついつい怒ってしまうことはありませんか?
この記事を読んで、自分にも少し当てはまることがあるかもしれないと、子どもへ向ける視線をご自身に向けていただけたら幸いです。
少しでも子育てのイライラ解消に繋げていきましょう。
何が怒らない子育てを邪魔するのか?
私が、怒らない子育てを始めたときに読んだ本にはこう書いていました。
『あなたが見ているのは、子供ですか?周囲の目ですか?』
怒らない子育てを邪魔するもの、
それは子育て中の母親自身が周囲を気にする心です。
以前、ブログで紹介した
息子に失敗から学ぶ経験として
小学2年生の息子が自分一人で朝の支度をするということをしました。
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その時に、私は周囲の視線を非常に気にしました。
息子は友達との朝の登校の待ち合わせに遅れてしまいます。
それでも、私は息子に何も言いません。
その時の、私の心の葛藤は周囲の視線を気にして、このように思われているのではないかという不安でした。
『最近○○君は朝の待ち合わせに遅刻するね、
○○君のお母さんは何も言わないのかな?』
『○○君来るの遅いね、ママは何も言わないのかな?』
子供の失敗は親の責任、子供の失敗で周りに迷惑かけてはいけない。
そんな価値観が広がっていて社会も子供の失敗を許容しずらい状況にあります。
しかし、本に書いてあるように周囲よりも子供を見られる母親になりたいとその不安や恐怖から少しづつ抜けだし実践しました。
私が周りを気にしない子育て実践例
『宿題をしなさい』を言わない
私は『宿題をしなさい』を言うことをやめました。
宿題をせずに学校で怒られる経験をしてほしいのです。
自分で考えて、宿題をしないという選択にどういうことが起きるのか?
自分で考える→判断する→結果がでる→修正する→自分で考える
このトレーニングは大人になった時に非常に役に立ちます。
宿題をするには、スケジュールの感性も育てます。
自分のしたいことの時間を計算し、宿題の時間も計算し
提出に間に合えば、何の問題はありません。
失敗して、提出に間に合わなければ子供が考えて修正します。
その間の失敗はとても大事です。
その間は、母親は周りの目を気にせずに大いに失敗する環境作りに協力するだけです。
夏休みなどの長期休みも同様です。
私の場合、時々気になりすぎて『宿題大丈夫?』と聞いてしまいました。完璧にはできません。
塾を自分の判断で休む
中学生になって、塾を自分の判断で休むことを認めていました。
ただし、条件があります。
”自分で塾の先生に連絡すること”
・休んでリフレッシュした方が次回からのモチベーションと集中力が上がる
・休むことでその時間に家庭学習に力が入る
塾を休む選択をして、勉強は進まないのは息子の選択の結果です。
その結果は息子に返ってくるので結果を見て息子が自分で考え修正します。
もう一つ”自分で塾の先生に連絡すること”については
先生(大人)に言いにくいことを言う練習です。
これからの未来に、大人(先輩)がすべて正しいという時代は終わります。
大人の過去の経験より、若い世代の感性の方が正しい時も出てきます。
息子が大人に言いにくいことをいう練習は将来に役に立ち、
自分たちのチームに役に立てる大人になってほしいと思っています。
最後に
怒らない子育てを阻むものの原因は、母親の周囲からどう思われるか?という不安や恐怖からくるものが多いのではないでしょうか?
私のつたない経験ですが、心の変化や実践例を紹介させていただきました。
怒らない子育てで興味深いことは息子がどう修正するのかをみることです。
『斬新な発想』という時もあれば『理解できない』という時もあります。自分で考えさせるからこそ息子の考えがわかってきます。
この子育てで少しでも皆さんのヒントになれれば幸いです。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました
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