" /> 『歯科×糖尿病』のご報告 | 歯科衛生士けいこブログ

『歯科×糖尿病』のご報告

勉強会

今回で5回目の『歯科×糖尿病』を開催させていただきました。

今回は看護師さん、歯科衛生士、視能訓練士とたくさんの職種の方と勉強させていただきました。

こんな方にオススメ

  • 糖尿病のことを知りたい方
  • 歯周病を知りたい方
  • 予防医療について知りたい方

歯科医院での糖尿病の話

歯ブラシでHbA1cが下がった話

糖尿病予備軍のHbA1cが7.0前後の方が歯科医院に来院されました。

歯科衛生士けいこ
歯科衛生士けいこ

糖尿病と歯周病は関係があるんですよ。
歯周病を良くすると糖尿病が良くなるんですよ
歯ブラシや歯間ブラシを頑張ってみませんか?

患者さん
患者さん

歯周病と糖尿病の関係は聞いたことがあります。

歯ブラシと歯間ブラシ頑張ってみます!

その患者さんが半年後にまた来院されるとHbA1cが6.5に下がりました。

他に変えたことがないので、もしかしたら歯ブラシや歯間ブラシで数値を下げたかもしれないです。

また、効果をお伝えして半年後の経過を楽しみに患者さんと口腔ケアをがんばってもらうことをお話しました。

10代でⅡ型糖尿病の話

Ⅱ型糖尿病なので、遺伝ではなく生活習慣からの糖尿病になってしまった患者さんがいました。

その方の家族から聞いたので直接接したわけではありませんが、

中学生の年齢で糖尿病になってしまうのは衝撃的でした。

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眼科での糖尿病の話

目に発症するのは時間がかかる

糖尿病になってから、目に変化するのは4年くらいかかることがあるということで、すぐに症状がでないので患者さんが治ったと勘違いして眼科に通わなくなることがあるみたいです。

糖尿病の軽い場合は、ほとんど自覚症状がないので患者さん自身が気づかずに視力が悪くなり、患者さんが気づく頃には手遅れになることもあります。

糖尿病に対して、眼科で薬を処方されることはなく生活習慣の改善を指導するということのようです。

一度悪くなってしまった目は元の健康な状態には戻らないということでした。

眼科の定期検査の話

目の瞳孔を開いてそこを窓口にして目の隅々まで診る、網膜に出血ないか診る検査

その人の糖尿病の度合いで検査の頻度が変わります。

毎月する方~1年に一回の方も色々です。

若い人でも目が見えずらいと検査して糖尿病がわかる方もいて、若い方の患者さんの受診が増えてきました。

失明の話

光を感じなくなったら失明ととらえる。

両目が一度に失明することはまれで、残ってる視力を保てるような処置をしていきます。

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質問コーナー

歯医者で歯ブラシ指導の時に糖尿病の網膜症の患者さんはちゃんと見えてる?

網膜症の患者さんは出血してても視力に影響がないこともある

患者さんにどう見えてるか聞く

『擦りガラスのように見える』と言われたら眼科をオススメした方がいいかも。

糖尿病で白内障の方はどういう手術になりますか?

血糖値が高いままだと手術ができないので血糖を下げてから手術することを指導される。

白内障手術のあとは1週間シャンプー禁止みたいです。

血糖値が正常値なら、通常の白内障手術と変わらないことができる。

最後に

目が見えなくなると生活が一変する、患者さんの生活に大きく変えて仕事もできなくなります。

糖尿病の患者さんに目が悪くなることを知ってもらうことも大事だと学んだ勉強会でした。

また、ご興味あればご参加ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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