" /> 歯ぎしりで歯が割れます! | 歯科衛生士けいこブログ

歯ぎしりで歯が割れます!

ハブラシ

いきなり怖い言い方でスイマセン!
咬む力は本当に強いんです。みなさんに知っていただきたいです。

こんな方にオススメ

  • 歯ぎしりする方
  • 歯を割ったことがある方
  • 歯の根元が削れている方

女性でも咬む力は40kg

私が20歳の時に歯科衛生士の学校で、咬む力(咬合力)を測ったことがあります。

20歳女性の咬む力は何と40kg!!

自分でも意外に強いなと思いました!

咬む力の平均値は、男性は70kg、女性は45kgといわれています。

普段、食事で噛んでいるときも歯にはこれくらいの力がかかっています。

歯ぎしり・食いしばりで歯が割れる

歯ぎしりや食いしばりで歯が割れるなんて想像もつかないですよね。

寝てるときの歯ぎしりの力は、

顎の骨に500㎏〜1,000㎏荷重がかかり歯1本単位では、250㎏の荷重がかかると言われています。

日常的な咬合力のおよそ4~6倍の負担が歯にかかるというわけです。

それが毎日と考えると歯を割る力も納得です。

歯ぎしりの図

歯にも割れやすい歯と割れにくい歯がある

割れやすい歯とは、神経を抜いてる歯です。

神経のある歯は水分と栄養などが運ばれます。

神経のある歯とない歯は、木に例えられます。生きてる木と枯れ木です。

生きてる木は固いですが水分、しなり、弾力があり、強い力も吸収することもあります。

枯れ木は乾燥していて固さはありますが折れやすいです。

枯れ木に例えられる神経のない歯は、歯ぎしりや食いしばりの250kgに耐えられなくなり割れてしまうのです。

歯が割れてしまった場合は、歯を抜くしか治療はありません。そこから入れ歯になる方もいます。

虫歯が大きくなり神経までいってるので、神経を抜くことになるので虫歯のケアも歯を長く保つために大事なことになります。

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歯ぎしりは必要

ストレスを発散する行動と言われます。

歯ぎしりの原因はストレスですが、たまったストレスを歯ぎしりで発散してることもあります。

歯ぎしり自体は寝ているときが多いので、止めるのは難しいですが、マウスピースなどで歯を守るようにしましょう。

歯ぎしりの治療

歯医者での治療

歯ぎしりや食いしばりから歯を守るために透明なマウスピースを作る治療があります。

保険内でお手頃な価格でできます。

寝るときにマウスピースをつけて寝てもらいます。

最初は違和感がありますが、慣れていけるので安心してください。

ご自身でできる歯ぎしりケア

睡眠の質を上げるようにする

  • 枕の高さを調節する
  • 睡眠の時間を調節する
  • 飲酒を控える(飲酒は睡眠を浅くします)

ストレスを溜めない

軽い運動やストレッチ、読書や趣味の時間を大切にしましょう。

起きてる時に歯ぎしりをしないようにする

普段何もしてない時は上の歯と下の歯は噛んでいますか?

何もしてないときは歯を当てない方がいいんです。歯と歯の間に少し隙間を作りましょう。

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忙しいあなたのスキンケアに

最後に

歯ぎしりのお話いかがでしょうか?

最近、患者さんにこのお話をすると皆さん驚いてみなさん『気をつけます!』と言ってくださいます。

歯ぎしりで歯が割れるってビックリしますよね。

少しでも、情報をお伝えして予防できることがあれば取り入れていただけたらありがたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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