" /> 3歳~5歳までの虫歯予防に大事なポイント | 歯科衛生士けいこブログ

3歳~5歳までの虫歯予防に大事なポイント

ハブラシ
けいこ<br>
けいこ

3歳前後になると
乳歯がすべて
生えそろいます。
虫歯予防に必要なことを
お伝えしていきます。

こんなことが分かります

  • 乳歯の虫歯予防を知りたい方
  • おやつの与え方

歯みがきの仕方

3歳~5歳のお子さんの歯並びはこちらです。

3歳~5歳の子供の歯

上の歯と下の歯で合計20本生えそろいます。

<歯みがきの方法>

姿勢⇒親の膝の上に頭を乗せて寝かせて磨く
歯ブラシの種類⇒できるだけブラシの部分が小さなものを使う
歯ブラシの持ち方⇒ペンを持つようにする
動かし方⇒前後みがき、あるいは横みがきをする

赤ちゃんの歯みがきの図

できるだけ楽しい雰囲気で歯みがきすると、お子さんも長い時間歯ブラシをがんばってくれます。
ママと一緒に歯みがきするとまねっこで歯みがきを楽しんでくれることもありますよ。

私はついつい怖い顔で歯みがきしていたので、息子を歯みがき嫌いにさせてしまいました。
そのおかげで、歯みがき(仕上げ磨き)を嫌がる子どもの対応も勉強できました。

おやつの与え方

3歳を越えるとおやつも食べる機会も増えてきますね。
ママは虫歯も心配になる頃だと思います。

今回は虫歯になりやすいおやつと虫歯になりにくいおやつを紹介します。

虫歯になりやすいおやつ

虫歯になりやすいおやつ
  • チョコレート、キャラメル(粘り気があり、あまいもの)
  • ガム、キャンディー(長く口にあるもの)
  • ジュース(細かいすきまに入る)

長く歯にくっついてる時間が長いものが虫歯になりやすいです。
ジュースは一見すぐに口から無くなりそうですが、細かい隙間に入って唾液でもなかなか流れません。

それらが原因で虫歯になってしまいます。

虫歯になりにくいおやつ

虫歯になりにくいおやつ
  • せんべいなどの固いおやつ
  • チップス系の塩味のもの
  • 酢コンブのようなよく噛むもの

塩分があるお菓子で砂糖は少なめのお菓子です。
虫歯の原因の砂糖が少ないのが重要です。

おやつの考え方を変える

この時期の小児の消化機能はまだ未熟で1回に食べられる食事の量も少ないため、

「補食」としてのおやつが必要になってきます。

補食の意味からは、食事に近い炭水化物やいも類、そして食事とはちょっと違った楽しみとしては乳製品や果物が良いと思います。

捕食としてのおやつ
  • 炭水化物→おにぎり、小さいパン
  • イモ類など→サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ
  • 乳製品→ヨーグルト、チーズ、牛乳
  • 果物→イチゴ、ブドウ、リンゴなど

この時に少し大きめに切るとお口周りの筋肉も育ちいい歯並びに繋がりますよ。

おやつについて詳しく書いている記事はこちら

歯医者さんの練習

歯医者さんでは、専門的な虫歯予防ができます。
フッ素やシーラント(奥歯の溝を埋める)などがあります。 

フッ素やシーラント

フッ素は歯を強くして虫歯になることを予防します。

<シーラントの説明>

シーラントについては図で説明させていただきます。

虫歯になりやすい奥歯

虫歯になってしまった奥歯

シーラントは虫歯になる前にこの溝を埋めてしまおうという治療です。

奥歯の噛む所の虫歯リスクは大幅に下がります。

歯医者さんに行ける年齢

0歳から通院が可能な歯科医院もあります。

一般的な歯科医院でも2歳~3歳頃から、通院できます。

虫歯のチェックだけではなく、歯並びについても早期に相談や対応することができます。

小さい頃から徐々に歯医者さんに慣れるといいですよ。

最後に

この時期のお子さんは歯ブラシを嫌がりますよね。お母さんも疲れてしまうのでできるだけママにもお子さんににも負担のない虫歯予防をお伝えさせていただきました。

わからないことがあれば、何でも聞いてください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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